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「旅の指さし会話帳」で活躍するイラストレーター・北島志織さんの野望、それは“画家”になること!
ついに2007年3月下旬からスタートしたニューヨーク生活。アーティストとして、新米ニューヨーカーとして、日々のなかでの発見や感じたこと、活動の様子を綴ります。【毎週月曜日更新予定】

配信 : 情報センター出版局 http://www.4jc.co.jp/
「旅の指さし会話帳」公式サイト http://www.yubisashi.com/
●第59回●ダンボアートフェスティバルでの展示
毎年秋にブルックリンのダンボエリアで開催される「ダンボアートフェスティバル」。過去に2度訪れて、大好きだったそのフェスティバルに参加できることになった。

今回の参加形態は「オープンスタジオ」。アーティストが、自分のアトリエを開放して、そこに自分の作品を展示するっていうやり方だ。つまり、ダンボにアトリエを持っているアーティストだけができる方法。アトリエを持っていない私は、本来だったら参加できないハズ。しかし、ダンボにオフィスを構える、とある日系企業が、アーティストのために場所を提供すると言ってくれたのだ。フェスティバルの2日間、私たちのアトリエとして、なんと無料でオフィスを使わせてくれるという。そういうわけで私を含めた3人のアーティストが、そこで展示をさせてもらうことになった。

「でも、駅からも少し遠いし、場所はあまり良くないかも知れないよ?」
そう言われて、あまり期待もせずに見学しに行ってみた。ところが、そのオフィスが入っているビルの場所を見てびっくり。ダンボアートフェスティバルの本部の真向かい!確かに駅からはちょっと距離があるけれど、フェスティバルの会場となるエリアのど真ん中なのだ。フェスティバル当日には、目の前の通りで路上パフォーマンスがたくさん行われるし、有名なギャラリービルまでもたったの1ブロック。オープニングパーティーが催される川沿いの公園だって、目と鼻の先なのだ。
場所が良くないなんてとんでもない!最高の立地だ。
盛り上がった私たち3人は、その足でフェスティバル本部のダンボアートセンターに行ってオープンスタジオの申し込みを済ませてきた。
●第59回●ダンボアートフェスティバルでの展示_b0104589_0293165.jpg

ここ2年ほど、ギャラリー以外のスペースで自分たちで工夫して展示をするという経験をしていなかったからか、展示の日がとても楽しみ。ギャラリーでの展示と違って、型に縛られることなく自由に工夫できるのも、こういった展示の醍醐味だ。例年15万人もの人が訪れるというダンボアートフェスティバル、この機会にたくさんの人に見てもらえるといいなあ。

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12th ART UNDER THE BRIDGE FESTIVAL (DUMBO ART FESTIVAL)の詳細はこちら。
September 25-28, 2008
http://dumboartscenter.org/
※オープンスタジオ自体の詳細は後日お知らせいたします。
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by webmag-d | 2008-07-24 00:30 | ダンボアートフェスティバル