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「旅の指さし会話帳」で活躍するイラストレーター・北島志織さんの野望、それは“画家”になること!
ついに2007年3月下旬からスタートしたニューヨーク生活。アーティストとして、新米ニューヨーカーとして、日々のなかでの発見や感じたこと、活動の様子を綴ります。【毎週月曜日更新予定】

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カテゴリ:移住者たちの生命力
  • ●第28回●移住者たちの生命力
    [ 2007-11-19 20:05 ]
●第28回●移住者たちの生命力
NYは移民の街だ。
世界中の国からやってきたいろんな肌と言語の人たちが住み、それぞれの文化を活かして街を作っている。
作るのは街だけじゃなくて、仕事もそう。
運良くいい仕事を見つけられる人はいいけれど、そうじゃない場合は自分でなんとかしなきゃいけない。生活するお金を稼ぐために、能力や特技を活かして自分でビジネスを始める人も多い。

例えば「カーサービス」。
引越の多いNYでは、荷物を運ぶのにカーサービスを頼むのが一般的だ。もちろん大手の引越屋さんもあるけど、やっぱり高い。
“パッキングや掃除は自分でできるから、新しい部屋まで荷物を運んでくれるだけでいいんだけどなー”そんなニーズに応えてくれるのがこのサービスだ。
ドライバーの人が積み降ろしを手伝ってくれて、1時間30ドルくらいから。近場の簡単な引越なら50ドルもあれば充分だ。
引越のほかにも、旅行の時の空港までの送迎や、家具を買いに行った時の配達も請け負ってくれる。もちろんタクシーを使うよりずっと安い。

このサービス、合法的に会社としてやっている所もあれば、「車を買ったから」と副業で始める個人ドライバーも多い。
日本人も含めて、いろんな国の人が本業として、または副業でこの仕事をしている。もちろん正式な会社じゃないから、情報はインターネットや口コミで探す。そしてメールや電話で値段交渉、約束の日時を決める。支払いはキャッシュのみ。

ウズベキスタンからやってきたクラスメートのジャホンもこの仕事をしている1人。宝くじで当たったお金で車を買い、ドライバーの仕事を始めた。
今では車を3台持っていて、仕事の規模によって使い分けている。今後はきちんとしたビジネスとして展開させていくことも考えているそうだ。
「遊びの予定があっても、お客さんから電話があったら行かなきゃいけないっていうのは面倒くさいけど、仕事としては気に入っている」とジャホン。
とはいっても、「今パーティー中だから、行けないよ」と酔っぱらって仕事をドタキャンしている現場も一度目撃してしまったのだけど…。

仕事がないなら自分で作る。
こういう移住者たちの生命力が、この街の底なしのパワーを支えているんだと思う。自分のことは自分で何とかする。仕事が見つからなければ作る。
うーん、このたくましさ、見習いたいなあ。
by webmag-d | 2007-11-19 20:05 | 移住者たちの生命力