年齢を聞かれるっていうことが、とても少ないNY。普段、年齢を話題にすることってあまりないんだけど、ID提示の時だけは違う。バーやクラブに入る時とか、タバコやお酒を買う時、あとは身分証明として大きなビルに入る時や病院にお見舞いに行く時なんかにも必要なことがある。クレジットカードで大きな買い物をする時に、本人確認として聞かれることもあるそうだ。
外国人が使えるIDで一般的なのは、やっぱりパスポートと免許証。学校が発行してくれる学生証だと、たまーに使えないことがあるから、私はパスポートのコピーをいつもお財布に入れておいている。
本来はどこのお店でもID確認が義務づけられているんだろうけど、実際はそのお店と働いてる人次第。お酒を買う時は比較的IDチェックをする所が多いようだけど、街中の小さなグロッサリーでタバコを買う場合はまず大丈夫。その変わり、レジのおじちゃんはだいたいみんな、ニヤッと笑って「何才?」と聞いてくる。普段年齢を聞くことが少ない分、堂々と質問できるのを楽しんでるんじゃないだろーかと思ってしまうほど。「18才以上だ」と答えれば充分なんだろうけど、ついつい律儀に「31才です」と答えてしまう。おじちゃん達はうれしそうに「へえー若く見えるねえ」「アジア人は分からないよねえ」「いいことじゃーないか、20代でも通じるよ」といろいろコメントしてくれたりする。タバコを1箱買うたびに、なんだかちょっと恥ずかしい気持ちになるのでした。

バーやクラブなんかの入り口でドアマンに見せるIDは、タバコやお酒なんかと比べてちょっと厳しい。といっても、これもお店や人によって違いがあって、何のチェックもなく中に入ってお酒を注文できるところも実際にはかなりある。が、場所によっては、パスポートか免許証じゃないとダメ、とか、IDを見ながらネチネチと本人確認の質問をされたりってことも。
とあるバーのイベントに出かけた時のこと。
友人の女の子がIDを忘れて入場できずにいた。彼女はちょうど私と同じくらいの長い黒髪だったから、すでに中に入っていた私は、別の友人を通じて、彼女に私のIDを渡してみた。普通のところだったら、本人かどうかなんてそんなにちゃんとチェックしないだろうし、何かのIDを持っていれば大丈夫なんじゃないかなーなんて、軽い気持ちで。
しかしドアマンに見事に見抜かれてしまい、「警察を呼ばれるのと、この場で出ていくのと、どっちがいい?」と、その子共々、私まで追い出されてしまったのでした。他の友人たちも一緒に、IDチェックのいらない別の店に移って楽しい夜を過ごせたからいいんだけど、いやーIDチェックおそるべし。
NY旅行で夜遊びをするみなさんは、IDを持っているかどうか、しっかり確認してください。